
私が住んでいるのは東京ですが、実家は名古屋です。
帰省する時は小さな子どもがいるので、繁盛期の「GW・お盆・年末年始」は、
新幹線の指定席の予約が必須です。
東京から名古屋へ行く時は指定席が取れなくても、東京駅始発の自由席に乗れば良いので、特に問題ありません。
新幹線の始発「東京駅」であれば、どんなに混んでいても、何本か列車を見送って並べば、必ず自由席に座れます。
問題なのは帰り、名古屋から東京に戻るときです。
途中駅の名古屋からお盆・年末年始に自由席に乗ることは、ぼぼ不可能です。
大人だけなら、立って帰ることもできますが、小さな子供がいる場合は不可能なので、指定席が必要になります。
今年私が名古屋に帰省して、東京に戻る予定は2018年1月2日でした。その時に疑問に思ったのは・・・
「いつから新幹線の指定席は予約可能なのか?」
「簡単に指定席は取る方法はないの?」
・・・などなど、いろいろネットを調べたり試行錯誤しました。
今回は「GW・お盆・年末年始」の時期に【並ばず簡単】に、新幹線指定席を予約する方法をご紹介します。
GW・お盆・年末年始、新幹線指定席は、いつから予約可能?
JR東海の公式サイトに切符販売のルールが載っています。
ご利用になる列車が、始発駅を発車する日の1カ月前(前月の同じ日)の10時から駅や旅行会社の窓口で一斉に発売します。発売開始後の指定券は駅や旅行会社の窓口営業時間中発売しています。
出典:JR東海ホームページ
結論!
新幹線の指定券の発売開始日は1ヶ月前の午前10時から
です。

例えば1月1日の指定席の予約をしたい場合は、1ヶ月前の12月1日の午前10時から購入が可能です。前月に31日といった同じ日にちがない場合は以下の通りになります。
乗りたい日付 |
3/29~31 |
5/31 |
7/31 |
10/31 |
12/31 |
指定券発売日 |
3/1 |
5/1 |
7/1 |
10/1 |
12/1 |
※うるう年の場合「3月29日」の切符は「2月29日」が発売日になります。

新幹線の指定席は1ヶ月前から予約が可能です。
1月2日【名古屋⇒東京】の新幹線指定席を購入するため、12月2日の朝10時に家から最寄り駅の「みどりの窓口」をのぞいてみました・・・
なんと!
長蛇の列です!

学校や会社が始まった4月の上旬にも定期券を購入する人の列で、同じ光景を見ますね。それよりも人が多かったかもしれません。
とはいえ、私は新幹線の指定席はいつも「自動券売機」で購入しているので、余裕で新幹線の券売機の前に行くと・・・
こちらも結構な列!

「みどりの窓口」ほどではないですが、券売機にも10人くらいの列ができていました。いつもは新幹線の「自動券売機」なんて誰も利用してないのに・・・
仕方がありませんが、「みどりの窓口」に比べて、まだ人が少ない「券売機」に並ぶことにしました。
並んでいて気づいたのですが、券売機に駅員さんが一人ずつ付きっきりで買い方の説明をしています。いつもは券売機で買わないような人たちも並んでいるためですね、買い方がわからないようです。
だったらみどりの窓口に並んだほうが・・・
という心の叫びはグッとこらえて30分。やっと自分の番が回ってきました。
駅員さんから「何時の列車をお探しでしょうか?」と聞かれましたが
「いつも買っているので大丈夫です」とダンディに返答しておきました。
そして無事に自分、嫁、娘の指定席を購入、娘はまだ小さいので実質は自分と嫁の2席分です。二人がけの「D」「E」席を確保することができました。
子供がいる時は、新幹線の二人席がオススメです。
午前10時半ぐらいですが、すでに時間によっては売り切れの列車も続出していました。恐るべし、年末年始・・・
GW・お盆・年末年始は発売日の1ヶ月前に、指定席は売り切れますので、ご注意を!

はじめてお正月に帰る人は気をつけてください!またお盆やGWに帰る場合も、同じ状態なので、事前の準備が大切です!
最終的に「自動券売機」に並んで買いましたが、なんだか馬鹿らしくなりました。
ここからが本題の、並ばずに新幹線指定席を買う方法です。
以前から、ネットで指定席を買えることは知っていました。私がその時知っていたのは年会費1,080円(税込)がかかるのはエクスプレス予約というサービス。年会費がかかるので、ずっと敬遠していました。
ところが家に帰って調べてみると・・・

年会費のかからない「スマートEX」というサービスがあるじゃないですが!
「スマートEX」は2017年9月30日からスタートした、比較的新しいサービスです。
ネットから手数料無料で指定席を予約できるだけでなく、さらに指定席料金が「200円」引きになります!
ただし1点だけデメリットがあるとすると、この「スマートEX」はJRの在来線の運賃は含まれません。
「みどりの窓口」や「自動券売機」で新幹線の切符を買うと「東京都区内」の運賃は無料です。例えば東京駅から「新宿」にJR在来線で乗り継いで降りる場合は電車賃はかかりません。※他の地域の「大阪市内」や「名古屋市内」も同様です。
なので、200円よりも在来線の切符代が高く付く場合があるのでご注意を!
そして、さらにこんなすごいメリットがあります!
発売開始日(乗車日1ヵ月前)の7日前の5:30から発売開始日当日の9:30まで事前申込を受け付けます。
出典:スマートEX公式ページ
「スマートEX」は、指定席販売の1週間前から事前予約が可能です!

予約が成立しない場合もありますが、かなりの確率で予約ができそうです。
追記【GW・お盆・年末年始】の事前予約の当選確率は低い?申込みの上限あり
※2019年1月12日追記
2019年の年始、1月3日の【名古屋⇒東京】行の新幹線を事前予約しようとしました。
通常の指定席発売日は2018年12月3日からです。
事前申し込みができるのはその7日前、2018年11月26日5:30からです。
お昼ごろにネットから事前予約しようとすると、なんと申込みの上限に達していて、事前予約が終わっていた・・・
事前予約も、上限があるので、【GW・お盆・年末年始】は注意が必要です!なるべく開始直後5:30に申し込むのが良いです!
また事前申し込みから、指定席がとれる確率も、それほど高くないかもしれません。
2017年から始まった「スマートEX」を利用すれば、GW・お盆・年末年始の「東海道・山陽新幹線」の指定席が並ばずに予約できます。
※「スマートEX」は現状「東海道・山陽新幹線」の指定席予約サービスです
「GW・お盆・年末年始」の1ヶ月前の販売開始頃は「スマートEX」に繋がりにくいことも考えられます。なるべく事前予約を利用した方がよいでしょう。
とはいえ、事前予約にも申し込み上限がありますので、注意してください!
最後に「スマートEX」のメリット、デメリットをまとめてみました。

「スマートEX」のメリット、デメリット
【メリット】
- 東海道新幹線の指定席を並ばずに買える
- 通常だと1ヶ月前からの切符購入が、さらに1週間前の事前予約が可能
- 指定席の料金が「200円」安い
【デメリット】
- JR在来線の料金が入ってないので、高くなる場合がある

私は毎回、GW・お盆・年末年始は「スマートEX」を利用したいと思います!