※追記※
この記事は、マウスコンピューターから2018年に発売されたノートパソコン「m-book Jシリーズ」のレビューです。
現時点でも「マウス」のノートパソコンは他のメーカーと同じスペックを比べても、1万円程度安く買える印象です。
以下、2018年の記事としてご覧ください!値段とスペックは2018年時点の情報です。
私のノートパソコンは2014年に買った「HP 1000-1423TUベーシックモデル」です。
外で仕事をするときは約2.2kgの、この重たいA4サイズ(ディスプレイ14型)のノートパソコンを持ち歩いていました。
持ち運ぶには重いので、もう少し軽いノートパソコンが欲しいな〜っとずっと思っていました。
持ち運んで仕事をするために、以下の条件に合うようなノートパソコンを探していました。
- B5サイズはタイピングしずらいからA4サイズが欲しい
- 画面は14型ぐらい欲しい
- 軽ければ軽いほうが良いけど重さは1.5kgぐらい
- CPUは「Core i5」以上
- できればSSD搭載のパソコン
するとの私の条件を満たして、さらに10万円以下の商品を見つけました。それが2018年1月に発売されたマウス(mouse)の「m-book Jリシーズ」でした。
今回なんと!マウスさんから「m-book Jリシーズ」のノートパソコンをお借りできることになりました!
コスパ的にも一番最強だと自分が思う「m-book J350SN-M2SH2」をお借りできたので、ファーストインプレッション、良いところ、悪いところ、を徹底レビューしました!
マウスコンピューター「m-book」シリーズ違いのスペックまとめ
はじめにマウスコンピューターのモバイルノートシリーズの違いと、お借りした「m-book J350SN-M2SH2」スペックのまとめます。
【m-book Jシリーズ】はマウスのモバイルシリーズとして人気の【Luv Book Jシリーズ】の後継として、2018年の1月に新発売されました。最新CPUを積んだ進化したモデルになります。
マウスのモバイルシリーズの違い
マウスコンピューターのモバイルコンピューター(持ち運び用)として位置づけられているのは【m-Book】の「C」から「J」シリーズになります。
シリーズごとのスペックの違いは以下の通りです。
シリーズ |
価格 |
ディスプレイ |
Cシリーズ(11.6型) |
34,800円 |
11.6型 HDノングレア解像度(1,366×768) |
Jシリーズ(13.3型)エントリークラス |
44,800円 |
13.3型 HDノングレア解像度(1,366×768) |
Jシリーズ(13.3型)ハイエンドクラス |
89,800円 |
13.3型 フルHDノングレア解像度(1,920×1,080) |
「m-book J350SN-M2SH2」スペックまとめ
今回、お借りしたのはJシリーズ(13.3)ハイエンドクラスに位置付けされている「m-book J350SN-M2SH2」です。
OS |
Windows 10 Home 64ビット |
CPU |
インテルR Core i5-8250U プロセッサー |
メモリ |
8GB |
ストレージ |
SSD「256GB」+HDD「1TB」 |
液晶 |
13.3型 フルHDノングレア(LEDバックライト) |
重さ |
約 1.5kg |
標準バッテリー使用時最大 |
約 8.1時間 |
「SSD搭載」+「HDD搭載」で、価格は「99,800」円と、私の中ではコスパの高いパソコンだと思います。
※スペック、価格については2018年4月16日時点の情報です。製品仕様・販売価格については変更となる可能性があります。
「m-book J350SN-M2SH2」ファーストインプレッション、徹底レビュー
最初の印象は?ファーストインプレッション
マウスさんからパソコンが届いたので早速開封。白いボディが美しいです。片手で持ってみても、バッテリーを付けて1.5kgなので、軽いですね。
早速電源をオン!
電源をぽちり、さすがSSD搭載、すぐにOSが立ち上がります。ファンの音も、いつ電源が入ったかもわからないくらいの音の小ささでした。OSの初期設定をすると、デスクトップの画面に。デスクトップにはショートカットの「ごみ箱」のみ。
もちろんwindowsボタンを押すとアプリケーションはたくさんでてきますが、ここまですっきりしたデスクトップは好印象です。
液晶画面も問題なし!「ノングレア液晶」は作業に集中しやすい
現在使っているHPのパソコンは「光沢液晶」でしたが、はじめての「ノングレア液晶」です。光の映り込みがなく、ものすごく作業がしやすい印象をうけました。フルHDの解像度は「1,920×1,080」で文句なしにキレイです。
ただし、液晶とキーボードの間に隙間があって、若干目線が上にいきがちですね。これは慣れの問題だと思います。ただ隙間の部分をなくして、画面を大きくするか、下の位置にしてくれれば良いのにと思いました。
キーボードのキータッチは?
キーストロークは浅めです。タイピングをしても静かで問題ないのですが、1か所キータッチで気になることがありました。
「」←このキーが大きすぎて、「Enterキー」に右手の小指がなかなか届かない。
3時間程度、この記事を書くのにタイピングしていますが、3時間たった後もまだ慣れずに小指が「Enterキー」をうまく叩けずミスタッチしてしまうのが、何回かありました。
これはちょっとしんどいかなと思いました。
タッチパッドの感度は?
タッチパッドの操作も感度良好で、申し分なしでした。気になる点は、全体より左寄りに配置されているので、最初は若干戸惑いました。これは慣れの問題だと思います。
充実のインターフェイス
↑パソコン右側
↑パソコン左側
- ディスプレイ端子 HDMI 左側面×1、D-sub 右側面×1
- USB3.0 3 (左側面 ×1、右側面 ×2)
- LAN (1000Base-T/100Base-TX/10BASE-T(RJ-45) / 左側面×1)
- 無線 IEEE 802.11 ac/a/b/g/n 最大433Mbps対応 + BluetoothR V4.2 + LE 準拠モジュール (M.2)
- サウンド ヘッドホン出力(ミニジャック メス/ 右側面×1)、マイク入力(ミニジャック メス/ 右側面×1)
- マルチカードリーダー(左側面×1)[対応メディア:SDメモリーカード(SDXC,SDHC 含む)、マルチメディアカード]
最近のノートパソコンにはついてない、有線LANケーブルの差込口が付いていて嬉しいですね。LANケーブルが使えると、何かと出先にいってWi-Fiが調子悪いと助かります。
他にもSDカードのマルチカードリーダーが左側に付いています。これだけあればビジネスシーンでも役に立つインターフェイスではないでしょうか。
スピーカーは音質は?
裏側にステレオ スピーカーが内蔵されています(2箇所)。よくあるノートパソコン並の音質でしょうか。ヘッドホンで聞けば問題ないので、私はノートパソコンに音の良さは求めていません。
内蔵スピーカーで音質が良いノートパソコンに私は出会ったことがないので分かりませんが、ノートパソコンに音質を求められる方には、ちょっと気になる部分かもしれません。
SSD搭載のノートパソコンは初めて使ったのですが、起動も早いし、静かですね。「m-book J350SN-M2SH2」はSSDと大容量HDDのいいとこ取りのモデルです。
気になる点はキータッチの箇所ででも書きましたが「Enterキー」が押しづらいところでしょうか。これはある程度慣れてくれば、問題ないかもしれません。
なによりも、重さ1kg台のモバイルパソコンで「Core i5」、SSD&大容量HDD付のモデルが、10万以下で買えるので、コスパは良いと思います。
もちろんスペックを上がれば上がるほど、もっと良いパソコンはあります。ただ、このスペックで10万円以下で買えるのであれば、満足のスペックではないでしょうか。
さらにマウスコンピューターは保証期間1年と一緒にに24時間×365日電話サポートが付いてきます。これだけサポートが充実しているのは、他のメーカーにはないメリットです。